軽井沢便り:クラシック・ギタリスト斎藤明子のブログ「軽井沢便り」

軽井沢便り

自分で管理する自分の脳

2011.Nov.24
カテゴリー: 日々の出来事

グリーン・ヒルズ斬新な教育現場の視察に行きました。グリーン・ヒルズ小、中学校です。子どもたちの個性と人間性を尊重し、自分で考え、自分で学び、自分の人生を自ら選び取る自立した人を育てる学校です。

校長の酒井義史先生が、この学校ではこどもが自分の脳を人に預けたりせず、自分で管理するのだ、といった内容のお話をされました。
脳を自分で管理する生徒の研究発表は非常に刺激的でした。
「食品の安全性について」というテーマでしたが、その裏に「ある食品を生活になくてはならない商品にまでおしあげ、販売したい、という見えない力に、脳を支配されてしまう恐怖」を語っていました。TPPについても、そういった視点からの問題を指摘していました。

参加者から「危険性を語る本だけでなく、正当性を語る本もあるよね」と。
それに対し「そういう本はだいたいインチキなんすよ」と即答。

世の中、嘘で塗り固められている。本物か偽物かは、すでに個人レベルで証明することが不可能な状況まで来ている。そうなれば、自分自身のアンテナを磨き、信じて判断するしかない、というとてつもなく強い覚悟が感じられました。

そしてその、何が正しいかを常に深く探し求めるアンテナは、学校中に張り巡らされています。

そこで学校外の人間が、少しでも「こどもたちを育てよう、伸ばしてやろう、何かしてやろう」という考えを抱けば、そのエゴイスティックな浅はかさがたちまち露呈してしまうという、ある意味非常に恐ろしい場所でした。

ギルバート・グレイプ

2011.Nov.14
カテゴリー: 日々の出来事

ギルバート・グレイプ映画「ギルバート・グレイプ」を見ました。ジョニー・デップ主演。ディカプリオがハンディキャップを持つ弟を演じています。弟以外にも主人公に関わる多くの人が、うまく社会に適応できず、それぞれがそれぞれに決断し、人生を歩んでいきます。主人公もある女性がきっかけで自分自身の気付かなかった問題に向き合うことに。ラストでそれを乗り越え大きな一歩を踏み出すシーンには胸を打たれました。
自分の本当の姿を探す勇気がでる映画でした。

心をひとつに

2011.Nov.13
カテゴリー: 日々の出来事

とても不思議な経験をしました。

人が集団になるとき、よく「心をひとつに!」と言います。しかし本当に心をひとつにした集団なんて、世の中に存在するのでしょうか。私はそんなことあるわけないと思っていました。
ところが数年前、本当に心をひとつにした集団に出会ったのです。

強烈でした。

私は霊感もなにもないのに、その集団を大きくひとつに包み込む、ピンク色の空気をこの目で見たのです。
ぎょっとしました。
それと同時に、そのあまりの美しさに大きな感動を覚えました。
でもあまりにも特殊な体験だったので、誰にも話さずにいました。

つい先日、この心をひとつにした集団が今にも壊れてしまいそうだと聞きました。私はもう夢中で手紙を書き、自分が見たピンク色の空気のこと、そしてそれが本当に美しくかけがえのないものに感じたことを伝えました。
どうせ信じてはもらえないだろうと思いましたが、とにかくその集団にずっと心をひとつにしていてもらいたい一心でした。

そして私は昨日その集団に招かれました。なんと!彼らはそこで「ピンク色の空気とは何なのか」というテーマ話し合いをしていたのです。答の出ない話し合いです。

私は、自分のこの上なく非現実的な体験をあたりまえのように受け止め、それについて真剣に話し合う集団を見ながら、もうそれが夢なのか現実なのか、ほとんどわからなくなってしまいました。
ピンク色の空気も、それを取り戻そうとする彼らの姿も、奇跡としか言いようがないように思えました。
心をひとつに!なんて言葉で言うことは簡単ですが、そこに本当に到達する厳しさは、私にはとてもはかりしれないと思いました。

フジ

2011.Nov.10
カテゴリー: 日々の出来事

111107_fuji.jpg信州中野でリンゴの木のオーナーになっています。
今年も無事に収穫の日を迎えました。豊作です。
年によって採れたり採れなかったりします。それは気候などの外的要因だけでないそうです。
フジはお利口だから、毎年120%頑張ってしまうようなことはしません。ちゃんと自分でコントロールして実をつけるのです。大人です!
フジのそんな姿がとても頼りがいがあるように見えます。