軽井沢便り:クラシック・ギタリスト斎藤明子のブログ「軽井沢便り」

軽井沢便り

美しい切りかす!?

2011.Sep.30
カテゴリー: 日々の出来事

今日はフィックスアップ表参道の宮崎陽平さんに髪を切っていただきました。

私は幼い頃から、何故か切り落とされる方の髪に異様に執着心があるのです。
美容院に行くときにはかならず袋を持参し、切り落とされた髪を手でかき集めて家にもって帰っていたほどです。

宮崎さんにはじめて切っていただいたとき、何かとても心にひっかかったものがありました。それは切りかすでした。
これまで見てきたものと全く違う質感だったからです。

切りかすなのにもかかわらず、何とも軽やかで立体的なのです。
考えてみれば、ヘアスタイルが美しい立体であればあるほど、その反対側に形成される切りかすもまた美しい立体になるのかも、とひとり納得。

以来毎回ヘアスタイルを楽しむとともに(もしかしたらそれ以上に......)、これまで見たこともない美しい切りかすを楽しんでいます!

ヘアカタログのモデルに

2011.Sep.06
カテゴリー: 日々の出来事

宮崎陽平今日はヘアカタログのモデル、という初めての体験をしてきました。
FIX-UP表参道の宮崎陽平さんの作品の撮影です。

宮崎さんの美容師としての在り方は、野球でいえばイチローのようです。選手として優れているのはもちろんですが、常に野球というものの更に向こう側を見据えているように感じます。そこから紡ぎだされる技術やプレーは、野球を全く知らない私でも美しさに感動します。

宮崎さんも同じです。ヘアスタイル、メイク等の表面的な仕上がりを考えるのは当たり前ですが、そこにとらわれることなく「美」そのものについて深く考え、そこから視点がぶれることがありません。そして考えだされた技術は、カットはもちろん、シャンプーに至るまで一定の理論で貫かれ、美しいの一言につきます。(もちろん、できあがりも美しいです。)

技術そのものの美しさを堪能したあとは、いざ撮影現場へ。宮崎さんは楽しげに振る舞いつつもさらに深く集中していきます。
そして終盤に近づき、セットでスタンバイしている私の髪の1本1本を入念に手直ししていると、その真剣さに、緩みがちだった現場の空気は急速に引き締まり、エディターサイドから思わず「かっこいいー!」と声が上がり始めました。

宮崎さんの深い思いが、エネルギーとなって一気に外に溢れ出た、素晴らしい一瞬でした。

尊敬する先生

2011.Sep.01
カテゴリー: 日々の出来事

今日は私が大きな影響を受けた方と突然お話しできる機会に恵まれました。
学校の先生をされています。
私が音楽を使って実現したいと思っていた世界を、生徒たちとの日々の生活の中であまりにもはっきりと作ってしまう。愕然としました。そういうことは芸術という分野でしかできないことだと思っていたからです。
学校ではやるべきことが山のようにあり、とかくその表面的な結果が求められがちです。しかし先生はやることが何であれ、そのときどれだけ自分と真剣に向き合えるかを求めます。
その積み重ねが、物事の表面にとらわれず、その本質に気付くきっかけをつくります。
先生とお話しするたびに、そんな生き方から外れてはいけないと、強く思えるのです。