リゾートコンサート・イン軽井沢 旧三笠ホテル
5月2日から4日まで、軽井沢町教育委員会主催のリーゾートコンサートに、ムージカ・エマセネポーが出演いたしました。
私たちは、自ら企画したコンサートにタイトルを持っています。
2日はマリンバの横山晴子の「ラタタポン!」
3日はメンバー4人による「モーツァルト・スーパースター」
4日はクラリネットの小平真司の「クラリネット・ホライゾン」
をお送りいたしました。お楽しみいただけましたでしょうか。
明治、大正時代、著名人が多く訪れた三笠ホテル。クラシック音楽が日本に持ち込まれた頃は、ここでどんな風に音楽が奏でられ、楽しまれていたのでしょう。
時代は大きく変わりましたが、私たちも、クラシック音楽の持つ素晴らしい世界を、現代の皆様の毎日の中にそっとお届け出来ればと考えております。
満足感
今日はライブでMを歌う高校生の伴奏をしました。
歌手の歌いかたを真似するでもなく、小技を効かせてうまく聞かせようとするでもなく、この曲を使って、ひたすら自分の中にある大きな世界を形作ろうとする姿勢が本当に魅力的な彼。
一緒に音楽をやったあとも、ずーっとあたたかな満足感が残ります。
やさしいoto‐iroコンサート
今日は軽井沢の隣りの御代田町のケーキ工房「やさしいお菓子kurumi-iro 」で、コンサートをしました。
主催の荻原万里子さんはなんと雪女!なのだそうで、ばっちり雪景色のなかでのコンサートとなりました。
私は味覚が鈍感なのですが、万里子さんのケーキには味覚以外の感覚に鋭く訴えかけてくるものがあり、不思議です。味のわかる人に言わせると、全ての素材が生かされあって調和しているそうな。
そんな世界に音楽で絡んでみることが今回の目標でした。
モンブランからも音楽からも、同じような「何か」が伝わったでしょうか...
イタリア協奏曲
3月30日グルッポ・エマセネポーの大賀ホール公演の準備を頑張っています。
ミーティングにミーティングを重ね、かなり深い内容についてへとへとになるまで考え、ようやく形が見えてきました。
昨日はその音楽の部分の要となる「イタリア協奏曲第3楽章」の初あわせでした。
バッハは、ヴィヴァルディやマルチェッロなどのイタリア人作曲家の作品を多く鍵盤用に編曲し、そのスタイルを自分のものにしました。そして生まれたのが鍵盤ソロのための「イタリア協奏曲」です。
それをクラリネット、ヴァイオリン、フルート、マリンバ、ギターで演奏し、もとの「協奏曲」の形に戻してみよう、というコンセプト。
音を出すまではどきどきでしたが、やってみるとかなり面白いです!
布ができるまで
母の、糸紡ぎ、機織りについて書いてきましたが、これがその完成品です。
縦糸は市販のもので、横糸に自分で紡いだ糸を使っています。糸は太さが一定ではないのですが、そこがまたいい味になりました。
一緒に作業をした女性が5月に結婚するので、母はウェディングドレスにしたいくらいだと言って、仕上がり具合に大興奮でした。
普段あったりまえで着ている服ですが、服は布でできていて、布は糸を縦と横に置いて交互に組み合わせることでできていて、その糸は綿から紡ぎだされたものなのだ、ということの全てをしっかりと見ることができました。そしてそれを成し遂げるのに、人間は計り知れないほど考えに考えて、工夫し、生活に役立ててきたのだと痛感しました。
機織り
糸紡ぎに成功した母は、お友達と二人でいよいよ機織りに取りかかりました。
明治時代の機械を使ってみると、要所要所に、作業がうまく行くようなたくさんの工夫が凝らされていることがわかるそうです。
そういった意味で、各地に残っている機織り機は、それぞれにみんな違います。
その人がその工夫を思いついたその瞬間の喜びを共有でき、本当にわくわくするそうです。
使いこなそうとする段階で、母にも様々な失敗が起こります。ただ、過去に誰もがやっていたシンプルな作業なのだからと、あきらめずに取り組むことができました。
するとよく考えればなぜ失敗したかが必ずわかり、問題を一つひとつ解決できるのです。そこが面白い!
また、非常に手間がかかる作業ではありますが、その苦労をわすれてしまうほど、糸をかけた機織り機の姿は美しいのです。
糸紡ぎ
毎年農作業が終わった冬、母は色々な手仕事に挑戦します。
今年は偶然、明治時代の解体された機織り機が見事に組み立てられ命を吹きかえそたのを見て感動し、それを使うために糸を紡ぐところからやってみようということになりました。
数日の試行錯誤のうち、打ち直した真綿からスルスルと糸がでてくるように。
常に微妙なコントロールが必要なので、絶え間ない集中が続きます。
するとまるで、同じように糸を紡いでいた昔の人達と交信しているかのようだと言います。昔の人を照らしていたのと同じ、陽の光に包まれていると思うと、何とも幸せな気分なのだそうです。
どんど焼き
今日はどんど焼きでした。
道祖神様が、皆の家が火事にならないよう身代わりとなって、自分の家を焼いて下さると聞いたことがあります。
それにしても今日は風が強かったせいか、ものすごい勢いで、あっという間に燃えていきました。
まゆだまもとてもきれいでした。
浅間山に見守られ、また村は新しい年を生きはじめました。
インターナショナルファッションフェアーで演奏します
1月26日東京ビッグサイトで開催される 国内最大規模のファッショントレードショー「International Fashion Fair」。でヌゥイ、島田佳幸さんのオートクチュールドレス「イザベラ」を着て演奏します。
東京国際展示場(東京ビッグサイト)西展示棟
4F"PLAZA"内の「JEWELIT」ブース内 「ヌゥイ」
12時、14時半、16時半の演奏を予定しています。
ジュウェリーと服の総合的なプレゼンテーションです。
これまで20年以上ドレスをお願いしてきたヌゥイ。いつもは音楽主体のステージのためにお願いするドレスですが、今回はドレスが主役。
服の作り手と、着る側とのチームワークで作り出す空間の魅力を思い切りアピールしたいと思います。
ヘア&メイクは宮崎陽平さんです。
長野県のゴキブリ事情
松本で友達と会いました。
おいでよどうぶつの森にゴキブリがでる話から、長野県のゴキブリ事情の話に。
軽井沢は寒いせいかゴキブリがでません。
友達は南信なので、やはりゴキブリがでるそうです。
でも東京のよりサイズがぐっと小さめなんだそうです。
さらに、虫をとるためにワナを仕掛けると、クワガタに混ざって木にとまっていたりする、ときいてちょっとびっくり。
ゴキブリといえば台所だと思っていたのに。
でもクワガタを捕まえたと思ったらゴキブリだった、なんてシチュエーションは、自分の家のなかで出会ってしまうよりさらにショックかもしれません。
野生の王国
今日は「野生の王国」に美しい動物を観察に行きました。
一頭一頭が「動物園」で見るよりずっとずっと美しい!
それに「群れ」がまた美しい!
かなり興奮してしまいました。
またそれぞれの動物の生き方についても教えてもらいました。
ありとあらゆる生き方があり考えさせられました。
ホワイトタイガーは目立つがゆえに生きづらい、動物園ではスターでも自然界では生き延びることすら厳しいなんて知りませんでした。
クリスマスとお正月のはざまで
日本の12月26日から30日は微妙ですね。毎年本当に苦しみます。極端な洋から極端な和に頭を切り替えることは容易ではありません。
演奏会も、25日以降はクリスマス関係のものは演奏してほしくない、というムード。かといってニューイヤー的雰囲気もだめ。というわけで、何事もなくニュートラルな5日間でなくてはいけないのです。
とはいえ、準備は前もって同時進行でやるので、11月、12月は頭の中はめちゃくちゃです。
色々なお仕事の方が、同じような悩みをお持ちなのだろうなと思うと、本当に日本は不思議な文化になってしまったと感じます。
クリスマスシーズン
クリスマスシーズン中続く演奏会の初日でした。クラシックの奏者3人にエレキベースを加えた編成。自分の守備範囲を大幅に越えたレパートリーで、今までにないクリスマス!たまには慣れないことに挑戦するのも意外な発見がありワクワクしますね。
命の重さ
昨日、尊敬する小学校の先生をしていらっしゃる方のお話をききました。
今の日本は平和だといわれるけれど、本当にそうなのか。
戦争中は、一般的に人の命が軽く見られていたと考えられるが、明日生きていられるかどうかもわからなかった一人ひとりにとっては、きっと命はとても重いものだっただろう。
それに比べ、今の日本は、人の命や人権がとても重く扱われているようでいて、一人ひとりはどこまで自分や他人の命の重さを理解しているのだろうか。むしろ命というものを軽くしか感じ取れなくなっているとしか思えない。そんな状態が本当の平和なのか。
こどもたちが今、そういう社会を生きていることを自分はいつも忘れない。
といった、深いお話でした。
今、こどもたちに、大人は何を伝え、何を見せて生きていくのか。そこで常に、ご自分自身に本気の勝負をしかけている先生。私もそこから目をそらさずに生きていきたいと思いました。
東京モーターショー
東京モーターショーに行きました。
外車のブースでは、自由な発想でデザインされた車に目を奪われました。
スーパーのはす向かいでメルセデスを売っているし、夏にはありとあらゆる外車をそこらじゅうで見ることができる軽井沢ですが、それだけで外車を語ってはいけないとつくづく思いました。
国産車にも未来的なデザインのものなどありましたが、かっこよさというよりは生活しやすさを念頭においたデザインだったように感じました。
そんな中でマツダは異彩を放っていました。侍がそのまま車になったような、日本を美しくアピールしたデザインでした。無駄なく切り出された曲面からは、むしろ直線的な動きを感じました。ガルウィングのような派手な仕掛けはありませんが、車というもののかっこよさは充分に表現されていました。
意外な場所で、日本の文化の魅力を見せつけられました。
レコーディングエンジニア、杉本一家さん
尊敬するレコーディングエンジニア、杉本一家さんが、軽井沢大賀ホールでお仕事中ということで、お目にかかりにいきました。
録音という行為はとても奥が深いものです。まるで鏡をのぞくように、自分のそのときの全てが写りこんでいきます。
そのときの鏡のクオリティーは、奏者というよりもむしろチームの他のメンバー、つまりディレクターやエンジニアによって決まってきます。
杉本さんが作る鏡は私にとって最高のものです。
本の少しのゆがみもなく、正確に、しかも私の奥の奥まで大切に写し出してくれるのです。
そこまでくると、もはやどんな形容詞を使ってもやりとりできない内容となります。
「これかな?」「違うね」といったyes かnoかの言葉の向こうに、杉本さんの求める確かな世界があります。
その美しさは格別です。
雪の降りはじめるとき
夜外にでると、ちょうど雪が降りだしたところでした。
真っ暗な森を月明かりが照らします。
そこにキラキラと静かに雪が舞い降りてきます。
音のない世界ですが、まるで森を包む壮大なシンフォニーのはじまりのように感じます。
自分さがし
グルッポ・エマセネポーのミーティングがありました。
「自分さがし」という言葉もすっかり定着しましたが、今回は、何で自分を探さなければならないのか、どうやったら探しやすいのか、自分を探す人が増えると社会はどう変わるのか、ということを話し合いました。
小さい頃からいつも自分のことしか考えず、ある意味目が覚めてから寝眠ってしまうまで自分さがしが止まらない私は、逆に自分さがしをやめる方法を考えた方がよいかも!
美は真なり 真は美なり、のハードミーティング
美容師、宮崎陽平さんから「美」というものについてうかがいました。質問に質問を繰り返すこと3時間!彼の見る世界は非常に深かったです。
キースの詩に「ギリシャの壺」というものがあります。
' Beauty is truth,
truth beauty,
that is all
Ye know on earth, and all ye need to know.'
美は真なり、真は美なり
それが汝がこの世で知らなければならないすべてのことである。
音楽家のような純粋芸術を志すものですら、この意味を知り実践するのは困難です。
しかし宮崎さんの語る「美」は、私にまさにこの詩を思い起こさせました。
そしてそんな世界を実現させるために編み出された独自の技術のひとつひとつに、驚きを隠せませんでした。
さらに、宮崎さんはその「美」を、あくまでもサロンに来る人の日常生活の中に展開していきたいのだ、とおっしゃいます。
宮崎さんの作る「美」を生活に持ち帰り、日々自分の手でさわって実感するお客様は、「美」を感じながらもいつの間にか「真」を感じさせられてしまう、というわけです。
非日常のフィールドにいる純粋芸術家には、どう逆立ちしてもできないことです。
そして宮崎さんは「自分は恐らくハサミを持つ前からそういう所を見ていたのだろう」と。
生まれながらにして「真」の中に生き、そこから発信していくための技を編み出す人間と、技を磨きながら「真」の世界を求める人間の、格の違いを思い知らされた、ハードミーティングでした。
紫の霧
森ではムラサキシキブの実が盛りです。
一粒一粒がキラキラして、とても魅力的です。
群生しているので、遠くから見ると、紫色の薄い霧のよう。
幻想的です。
たくあん
今年たくさんとれた大根でたくあんを仕込みました。
ヌカと塩は購入したものを使用。
ザラメをほんの少しと、渋柿の皮を入れました。
うちの唐辛子もいれました。
だいたい1ヶ月で完成です。
自分で管理する自分の脳
斬新な教育現場の視察に行きました。グリーン・ヒルズ小、中学校です。子どもたちの個性と人間性を尊重し、自分で考え、自分で学び、自分の人生を自ら選び取る自立した人を育てる学校です。
校長の酒井義史先生が、この学校ではこどもが自分の脳を人に預けたりせず、自分で管理するのだ、といった内容のお話をされました。
脳を自分で管理する生徒の研究発表は非常に刺激的でした。
「食品の安全性について」というテーマでしたが、その裏に「ある食品を生活になくてはならない商品にまでおしあげ、販売したい、という見えない力に、脳を支配されてしまう恐怖」を語っていました。TPPについても、そういった視点からの問題を指摘していました。
参加者から「危険性を語る本だけでなく、正当性を語る本もあるよね」と。
それに対し「そういう本はだいたいインチキなんすよ」と即答。
世の中、嘘で塗り固められている。本物か偽物かは、すでに個人レベルで証明することが不可能な状況まで来ている。そうなれば、自分自身のアンテナを磨き、信じて判断するしかない、というとてつもなく強い覚悟が感じられました。
そしてその、何が正しいかを常に深く探し求めるアンテナは、学校中に張り巡らされています。
そこで学校外の人間が、少しでも「こどもたちを育てよう、伸ばしてやろう、何かしてやろう」という考えを抱けば、そのエゴイスティックな浅はかさがたちまち露呈してしまうという、ある意味非常に恐ろしい場所でした。
勉強会
今日は、尊敬するフルーティスト、大嶋義実さんを囲んでのムージカ・エマセネポーの勉強会でした。
「人工的に均一な状態に整えた様相よりも、自然のままに不揃いな様相の中にこそ、本当の美しさがあるのでは」
という考えのもとに試行錯誤しています。
不揃いな状態を作ることも苦労しますが、なにより難しいのはそれらを「自然」という名のもとに貫かれた、一つの軸の上に構成することです。それができないと、ただのバラバラな状態になってしまうからです。
解決策を見つけるため、ヘアメイクアーティスト、宮崎陽平さんの作品を研究しました。
複数のテクスチャーを一つの世界に感じさせるには、それらがどうしようもなく引きつけられてしまう強靭な引力を持つ軸を意識しなければいけないことがわかりました。
それを勉強会で音にしてみたとき、確かな手応えを感じました。
さらに磨きをかけていきたいと思います。
軽井沢ニュース 12月16日号
コラム「八風の森に住んで」を連載している軽井沢ニュース12月16日号がでました。軽井沢ニュースのホームページでお読みいただけます。
冬支度
私がクリスマスコンサートの曲のアレンジをしている横で、父(イラストレーター)は雑誌の表紙になるカラフルなクリスマスツリーの絵を仕上げています。
いよいよ冬です。
この、冬を過ごす緊張感は、都会では感じたことのない感覚でした。
ただの寒さから来る緊張感だけではありません。
まず食べ物がとれない季節、という緊張感があります。母は切り干し大根や干し芋などの保存食の作製に追われています。
そして雪です。車の時代とはいえ、スノータイヤに履き替えたり、履き替えても滑ったり、見えない側溝に落ちないように注意が必要です。
水道管が凍ってしまうかも、という心配もあります。
生活の中にたくさんの危機感が割り込んできます。
そんなスリリングな冬が、長く長く続くのが軽井沢です。
浅間山も初冠雪。このあたりでは昔から浅間が3回白くなったら里にも雪が降ると言われています。
冬支度のはじまりです。
人が読む私の文章
私は演奏の仕事に付随して、ときどき文章を書く仕事もしています。
演奏家として、斎藤明子として、何をどう見たか、といった内容のものを求められます。
先日、その私が書いた文章をある男性が人前で読んで聞かせる場面に立ちあいました。
心に染み入るような、そっとささやくような、穏やかな口調。
自分で書いたはずなのに、まるでその人の体験や考えを聞いているような錯覚に陥るほど、印象的な朗読でした。
私はなにをするときでもフルスロットルなので、その文章も、私の頭のなかではシャウトに近い状態で鳴り響いているのです。もし自分で読むのだとしたら、やはり大声を張り上げていたでしょう。でもそれだけでは伝わらないものがあることを知りました。
大袈裟な表情でなくても、伝わるものは伝わる。
要はその人がなにを伝えたいか、それがはっきりしているかどうかだとわかりました。
音楽にもいかしていきたい経験でした。
ギルバート・グレイプ
映画「ギルバート・グレイプ」を見ました。ジョニー・デップ主演。ディカプリオがハンディキャップを持つ弟を演じています。弟以外にも主人公に関わる多くの人が、うまく社会に適応できず、それぞれがそれぞれに決断し、人生を歩んでいきます。主人公もある女性がきっかけで自分自身の気付かなかった問題に向き合うことに。ラストでそれを乗り越え大きな一歩を踏み出すシーンには胸を打たれました。
自分の本当の姿を探す勇気がでる映画でした。
心をひとつに
とても不思議な経験をしました。
人が集団になるとき、よく「心をひとつに!」と言います。しかし本当に心をひとつにした集団なんて、世の中に存在するのでしょうか。私はそんなことあるわけないと思っていました。
ところが数年前、本当に心をひとつにした集団に出会ったのです。
強烈でした。
私は霊感もなにもないのに、その集団を大きくひとつに包み込む、ピンク色の空気をこの目で見たのです。
ぎょっとしました。
それと同時に、そのあまりの美しさに大きな感動を覚えました。
でもあまりにも特殊な体験だったので、誰にも話さずにいました。
つい先日、この心をひとつにした集団が今にも壊れてしまいそうだと聞きました。私はもう夢中で手紙を書き、自分が見たピンク色の空気のこと、そしてそれが本当に美しくかけがえのないものに感じたことを伝えました。
どうせ信じてはもらえないだろうと思いましたが、とにかくその集団にずっと心をひとつにしていてもらいたい一心でした。
そして私は昨日その集団に招かれました。なんと!彼らはそこで「ピンク色の空気とは何なのか」というテーマ話し合いをしていたのです。答の出ない話し合いです。
私は、自分のこの上なく非現実的な体験をあたりまえのように受け止め、それについて真剣に話し合う集団を見ながら、もうそれが夢なのか現実なのか、ほとんどわからなくなってしまいました。
ピンク色の空気も、それを取り戻そうとする彼らの姿も、奇跡としか言いようがないように思えました。
心をひとつに!なんて言葉で言うことは簡単ですが、そこに本当に到達する厳しさは、私にはとてもはかりしれないと思いました。
柿簾
私のデスクの窓の外に素敵な柿のカーテンができました。
柿簾というのだそうです。
渋柿を試しにほんのすこしなめたら、ほんとにほんとに渋かったです。
誰がどんな偶然で渋柿が甘くなることを発見したのでしょうか......
鯖街道もそうです。
若狭湾から京都まで、鯖に塩をまぶして、一晩寝ずに歩き続けます。
そして京都につくときに「ちょうどよい」味になっている!
コンニャクもしかり。
そういうアナログ的偶然に大きな価値を感じます。
フジ
信州中野でリンゴの木のオーナーになっています。
今年も無事に収穫の日を迎えました。豊作です。
年によって採れたり採れなかったりします。それは気候などの外的要因だけでないそうです。
フジはお利口だから、毎年120%頑張ってしまうようなことはしません。ちゃんと自分でコントロールして実をつけるのです。大人です!
フジのそんな姿がとても頼りがいがあるように見えます。
宮古島で
宮古島から戻りました。
信州の風景や人の営みとはまったくかけ離れた南国ムード!
あまりにもワイルドなサトウキビ畑に心を奪われてしまいました。
会場となるイタリアンレストラン「ドンコリーノ」に着くと、すぐリハーサルをはじめました。シェフの望月さんと私たち、お互い遠く離れてそれぞれに磨きをかけてきたものが、そこで一気に放出しはじめ、見えない火花がスパーク!
そのままの勢いで本番終了までなだれ込みました。
シェフのお料理からは、彼自身から溢れ出る鋭くとがった気迫とは正反対のイメージの、深い優しさを感じました。いつまでも心に残る、暖かい味です。
私は味覚が鈍感すぎて、料理を感覚でしか捉えられませんが、共演したクラリネットの小平真司さんは味覚過敏。シェフの料理が一般的な料理と違う理由は、全ての素材がひとつになっているからだと教えてくれました。
なるほど、それは「調和」ということかと理解しました。
料理でも音楽でも、何事においても最終的には「調和」なのだなあ、と痛感しました。
信州に戻って、そういった視点からさらに磨きをかけねばと、自分に誓いました。
目黒
東京都目黒区を離れ14年経ちました。
最近レッスンのために度々目黒宅に戻る機会が増えたのですが。
目黒通りはいつの間にかオシャレな家具屋さんが目白押しになっていました。きれいなマンションもたくさん。通りから少し入った私の家のまわりも、ほとんどが綺麗なおうちに建て替えられ、まるでよその町のようです。
そんな中、目黒通り沿いに当時からあった「ノーマジーン」というカフェ&バーがまだあることに気付きました。入ってみてびっくり!当時と何一つ変わっていないのです。インテリアからメニューから、何から何まで昔のままでした。
しかもしっかりと地元に根付き、当時より活気がある。バーカウンターでマスターと語り合うおじさま方。スポーツクラブ帰りに盛り上がる奥様方。
刻一刻と変わってしまう都会にも、探せばこんな素敵な場所があるのだと嬉しくなりました。
モーツァルト・スーパースター
今日はモーツァルトがお好きな方たちがお集まりになる会で、モーツァルトばかりを演奏しました。
ムージカ・エマセネポー(open sesame! オープンセサミを逆から読んだのですが)のメンバーから、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、ギターの4人で演奏しました。
ギターにはモーツァルトをはじめ、天才作曲家が書いた曲がないのです。若いころから大作曲家の大きな作品に触れることができたら、という漠然とした憧れがありました。
それが今年このグループを作ってから、他の楽器のためにかかれたものを、グループにある楽器だけで何とか演奏できないかと試行錯誤するようになったのです。そして次々と大作曲家の作品に触れることができるようになりました。
実際に経験してみると、天才の世界は特別に素晴らしいものでした。いつまでもそれを手放したくないような、どこまでも追求していきたい感覚に襲われます。
そんな奏者の思いが、お客様の「いつまでもきいていたい」につながっていたらよいのですが......
演奏終了後には、素敵なお料理がまっていました。モーツァルトの力で人が集い、生きる喜びをわかちあう、そんな素敵な会でした。
美容院
上京した折、fix -up表参道で髪を切りました。
翌日友人と会食。美容院の話に。
私たちはふたりとも美容院が大の苦手なのです。
行けば必ず聞かれる「どんな髪型にしたいか」という当たり前の質問。ところが私たちはどうしても自分の髪型に意志が持てず、なりたい髪型がないのです。
そしてそのあと「たわいない会話」という、これまた苦手な時間が待っている。
そしてさらに他人に髪を触られること自体がそもそも苦手で、特にシャンプーなどは最悪なのです。
行きたくない、行くとめちゃくちゃ疲れてしまう、というわけで、友人は美容院は半年に1回。
私も最終的には資格を持つ友人宅に切ってもらいにいき、髪を流すのは自分でやっていました。
それが仕事の内容からどうしても美容院の力をかりなければならなくなったとき、思い切って来てみた美容院に、もう10回以上通えているのです。
お願いしている宮崎さんは「前が見えなくなりました」「了解!」で作業が始まるし、会話の部分もほとんどは私の極端に狭い守備範囲の内容が出てくるので意外と大丈夫で、髪を濡らすときも一定の法則に従っての運動なので人間を感じなくて楽なのでした。
しかも!出来上がりは髪型に鈍感な私でさえはっきりとわかる「美しい形」
しかも!毎回ちょっとずつちがう。
しかも!毎日何もしなくてもある程度の形がきちんと再現されるのです。
髪というものにまつわる色々なストレスから一気に解放された毎日が送れるようになりました。
コンニャク
母は自作コンニャク芋からコンニャクをつくります。
最初はコンニャクを固めるために水酸化カルシウムを使っていましたが、試行錯誤の末に、今ではわらを焼いた灰を煮た汁を使って、上手に作ることができるようになりました。わらの焼きかげんで、煮汁のアルカリの度合いがかわってくるため、超微妙な作業です。
簡易かまどでなべをかきまわし、色々なものを真剣な表情で加えていく母は、まるで魔女のよう!
こんなかわいらしいコンニャクが出来上がります。
売っているものとはまるで別のものかと思うほどに、味も食感も違います。
それにしても、誰がコンニャクのつくりかたを発見したのか、不思議でなりません。だってすりおろしたコンニャク芋はとんでもないシロモノ!口にほんの少しついただけでビリビリして死にそう。これを食べ物にしようと思える発想を持てるなんて、人間て本当にすごい生き物です。
やさしいお菓子 kurumi-iro
今日はお菓子作り教室でした。いちごのチーズケーキを作りました。
教えてくれるのは、軽井沢の隣の御代田町でケーキの注文販売を行っている「やさしいお菓子 kurumi-iro」の荻原万里子さんです。
私は極端に味覚が鈍感です。
ところがなぜか荻原さんの作ったものを食べたときだけ、何か特別な感覚が呼び覚まされるのです。その感覚を「おいしい」と呼ぶのかどうかはわかりませんが、食べるととても暖かな優しさを感じるのです。
お菓子をつくることよりも、その独特な感覚を確かめることの方が楽しみなのです。
interplay
今日は「音楽とドレス 演奏家とデザイナーのinterplay」を開催しました。
20年以上ステージ用のドレスをお願いしてきた島田佳幸さんとの、これまでの活動を発表しました。
日本人として西洋音楽を演奏する私と、日本の生地を洋服に仕立てる島田さんは、お互い切磋琢磨して表現というものについて考えてきました。
そして昨年、仮縫いをしているとき突然、我々はジャンルこそ違うけれど同じ1点を目指して進もうとしているのだということに気づいたのです。
何かひとつのことを悟ったとき、どんな場面でも
、どんな世界でも同じだな、と思うことがよくあります。
言葉で正確にあらわすことができなくても、真理というのはたったひとつ、ある1点にしか存分しない気がします。
違う畑を耕しながらも、感じているものは同じ。
今回の企画も、製作課程の中でそんな喜びが常に込み上げていました。
小平真司 クラリネット ホライゾン
今日は上田情報ライブラリーでのコンサート「小平真司 クラリネット ホライゾン」に伴奏者として出演しました。
2年前にはじめてご一緒したときの衝撃は忘れられません。
小平さんは演奏しながら、音楽という世界の中で、視界をさえぎるものと必死で戦いながら「地平線」、そしてさらにその向こう側に広がる世界を見ようと、決して視線をそらさないのでした。
その衝撃から得たものを私の中でも熟成させながらの2年でした。
ソリスト、そしてお客様と同じ「地平線」を見ながらの2時間となったのならば嬉しい限りです。
レッスン
今日は東京宅でギターのレッスンの日でした。
精神的理由でどうしても指が1本動かなくてお困りになっていらした方が、なんと今日何事もなかったかのように、普通に動くようになっていたのです!もう、次々と曲が弾けてしまうし、綺麗な音がどんどん出るしで、本当に大喜びしてしまいました。
音楽を使って人にダメージを与えることはとても簡単に出来てしまいます。音楽を介して人と接するとき、そういった結果を決して招かないように、いつも気を付けていなければいけないとあらためて思いました。
音とエネルギー
昨日グルッポ・エマセネポーの初公演「きいてみよう!やってみよう!音と音楽を楽しむコンサート」が終わりました。
音楽というものは、「音」というものを使った、エネルギーの様々な動きだといえます。
私たち演奏家は、楽曲の中にどんなエネルギーが込められているのか、それをどんな形で表したらよいのかを研究します。
今回のワークショップでは、こうして私たちが音楽の向こう側に常に探し求めている、目には見えない「エネルギー」というものに、こどもたちの感覚を導くことが目的でした。
そこにアンテナを向けると、それは自然界のエネルギーにつながります。そしていつの日か、ふとした瞬間に、そのエネルギーと、自分自身の中にある生きるエネルギーが、ピタッと重なり、「生きている」ということそのものを客観的に感じとるときがくることでしょう。
ワークショップの中で、楽曲を楽器を使わず、風の音や小鳥、フクロウの声で表現する部分がありました。私もそれをやりながら、いつも「音」というものに目を奪われて見えなくなってしまう、大きなエネルギーの存在を感じました。
そして今日楽器を手にしたとき、大地にしっかりと根を張り、空に枝葉を広げる木が、風に吹かれるがままに心地よい音をたてるような、そんな音楽家になりたいと強く思いました。
ソナタ
今日は15日の「小平真司 クラリネット ホライゾン」の稽古でした。サン=サーンスのクラリネットソナタをやりましたが、「4楽章のソナタ形式」の世界を存分に楽しみました。ギターはシャープ系の曲がほとんどですが、この曲の第3楽章はフラットが6つです!本当に新しい世界という感じ。
追分 ホンモノ市
今日は追分宿でホンモノ市が開かれました。
油屋のお庭が会場です。クラフト作品や古本、パンやケーキなどのお店が並びます。ゆったりと楽しめる、のどかな雰囲気のフェアでした。
明日も開催されます。
秋の軽井沢をお楽しみください。
生の軽井沢
今日は演奏会のトークで、連休の軽井沢をお楽しみのお客様に、住んでみてはじめてわかる軽井沢の姿をお話ししてみました。
隙間風があまりに冷たく頭痛に襲われ目覚めたこと、絵本でよく見る野生動物と本物とのイメージのギャップなど、熱心にきいていただきました。
軽井沢という町も、どちらかというとイメージが先行しているのではないかと思います。
実際に住んでみて、軽井沢の魅力は先行イメージとはまったく別のところにありました。
そんな、軽井沢の「生っぽい」一面を、旅行のお客様にもほんの少しお裾分けです。
粉石鹸で手洗い
洗濯機を使わなくなって2カ月。
やってみると意外とやれるもの。
そして手洗いの方がキレイに落ちる。
落ちてほしいところを的確に落とせる。
そして洗濯をしはじめてから干し終わるまでの時間が結構早い。
干すときの気分も何故かすっきりと心地よい。
笹で音楽を
今日はグルッポ・エマセネポーの稽古でした。楽器を笹の枝に持ち替えてそれをざわつかせる強弱で伴奏を表現する場面があります。
頭にどのようなエネルギーを想像しているかが丸見えになり、以外と難しい!
それと同時に水笛や瓶で出す鳥の声が他のパートを担当します。音程がない、自然の音の世界は結構はまります。
13日をお楽しみに!
コンデンサーマイク
グルッポ・エマセネポーでの公演のため、どうしてもマイクが必要に。これまでいろいろなマイクを試しましたが、なかなか自分の理想の、使い勝手のよいものに出会えなかったのです。なにしろ10弦まであるし、低い音までしっかり出してくれるものがありませんでした。
音響に詳しい友人に助けを求めたところ、AKGのコンデンサーマイクを勧められました。
ボディにべたべたしたもので貼付けて使う、小さなマイクです。
音を出してみたら、これがものすごくよかった!驚くほどナチュラルでクリアな音質です。
AKGは録音のときに使用するマイクの中でもとても好きなメーカーでした。まさかこんな小さな製品まで作っているとはしりませんでしたが、さすがに優秀!
今日の稽古で実際にアンサンブルに使用しました。
つないだのは、はじめてコンチェルトを演奏したときに使用した、古いヤマハのモニタースピーカーです。かなり音量も確保でき満足!
JAFとドライブ
パンク後応急処置をしてもらい、今日ようやく新しいタイヤが届きました。付け替えに出掛けようとすると、タイヤはもとのぺっちゃんこの状態に!
またまたJAF のお世話になってしまいました。
車と一緒に私もJAF の車に乗せてもらいました。
車高が高く、大きなフロントグラス!
30分ほどのドライブでしたが、興奮でした!
美しい切りかす!?
今日はフィックスアップ表参道の宮崎陽平さんに髪を切っていただきました。
私は幼い頃から、何故か切り落とされる方の髪に異様に執着心があるのです。
美容院に行くときにはかならず袋を持参し、切り落とされた髪を手でかき集めて家にもって帰っていたほどです。
宮崎さんにはじめて切っていただいたとき、何かとても心にひっかかったものがありました。それは切りかすでした。
これまで見てきたものと全く違う質感だったからです。
切りかすなのにもかかわらず、何とも軽やかで立体的なのです。
考えてみれば、ヘアスタイルが美しい立体であればあるほど、その反対側に形成される切りかすもまた美しい立体になるのかも、とひとり納得。
以来毎回ヘアスタイルを楽しむとともに(もしかしたらそれ以上に......)、これまで見たこともない美しい切りかすを楽しんでいます!
ホームコンサートの醍醐味
今日は、LMCというマンドリンオーケストラのメンバーの方々にお聴きいただくため、ホームコンサートで演奏しました。
普通のコンサートとは違う、お客様との密接な距離感が、演奏する側にとっても非常に楽しいものです。
また今日はお客様みなさんが音楽を熱心に勉強されている方々ばかりでしたので、トークもかなり内容濃く、盛り上がりました。
休憩のティータイムでは、演奏用ドレスの素材や構造について、たっぷりとご覧いただくこともできました。
何よりも、理解あるお客様に見守られ、こちらも色々と新しい表現方法に思い切ってチャレンジできるのがありがたいことです。
こうして奏者はお客様に育てていただくのです。
秋
台風が去って、森に秋の香りが。季節が一変しました。
あわてて長袖やセーターを出して着用。
そして散歩に出かけました。
歩きながら、来週のコンサートで演奏する、クラシックギターの定番レパートリー「アルハンブラ宮殿の想い出」や「朱色の塔」を頭の中で爆破&再構築しました。
なめらかに流して歌っていくやり方を追求してきましたが、やはり限界を感じます。
次第に自分でも飽きてくる、または歌いすぎて気分が悪くなるなど起こるわけです。
この秋、森を歩きながら、もう少し自分と距離が持てるような表現方法を見つけていきたいです。
音量差があれど...
今日はホテルサイプレス軽井沢でクラリネットの小平真司さんとの演奏でした。クラリネットはギターに比べかなり音量がありますが、最近あえてPAを使わず伴奏しています。音楽的にお互いが納得のいく状況になっているときは、どんなに音量の差があってもしっかり聞こえるので不思議です。
大嶋義実さんの勉強会
今日はフルーティスト大嶋義実さんを、大賀ホール演奏者ラウンジにお招きしての勉強会vol.4。
18世紀に行われていたであろう演奏スタイルを、モダン楽器で追求しています。
受講する楽器は、ギター、マリンバ、クラリネット、ヴァイオリンと様々です。
どの楽器でもそのメリット、デメリットを考え、形になるように試行錯誤。
曲はバッハの無伴奏や、モーツァルトのデュオ、クァルテットをやりました。
これまでに自分の中で何となく出来てしまった「こう弾かなければならない」という既成概念をどんどんぶち壊して、柔軟な思考を持てるよう、「もっとやれる、もっとできる」と助けていただきます。
勉強会の4時間の間に、新しい世界が次々と開けてきました。
ヌゥイ@軽井沢
今日は、20年以上にわたってステージ用のドレスをお願いしてきたヌゥイの、軽井沢でのトランクショーの会場の下見をしました。
私を中心に、音楽とドレスがどんな風に生まれてきたか。
結構ドラマがあります。
この秋冬のヌゥイの新作をご覧いただくとともに、演奏とトークで、ドレスが生まれるまでをお楽しみいただける会を企画中です。
稽古
今日はグルッポ・エマセネポーの公演の、音楽部分の練習をしました。
メンバー全員でただいま研究中なのは、不均一な状態こそ美しいとされていた、18世紀の感覚です。
その奏法でグノーのアベマリアなどをやってみました。
ひとつひとつの音に全て違う情報をのせていこうと、脳はフル回転です。
そうやって作った美しさを全員で共有できるまでの試行錯誤の3時間。充実!
初稽古
今日はグルッポ・エマセネポーの初稽古でした。
クラシックの演奏家と、ワークショップ・エンターテイナーのユニットです。
音楽が持つ色々なエネルギーの在り方を、わかりやすくショー形式で舞台にしようという試みを始めたばかりです。
何度もミーティングを重ね、表現方法を試行錯誤し、いよいよショーの部分の稽古に入りました。
何でも誇張してやらなければならないので、これはよい勉強になります。
特に笑いをとるための芝居は、実際に自分でやってみるとものすごい集中力が必要で、メンバーが次々を「緊張する!」を連発。
さあ、どんなショーに仕上がるでしょうか!
制作現場
これはイラストレーターである父、斎藤融の新しい作品です。前述の著作の出版にあわせて、また新しいスタイルをつくりだしました。墨を多用し絵手紙風なんだけれども、どこかヨーロピアンな香りです。
下書きから完成するまで、父はただ淡々と穏やかに作業をすすめるだけなのです。でも私にとっては、目に見えないある一点を見据えて、ひとつひとつを決断しかきすすめていく時間は、本当にスリリングです。
何かを形作るという意味では同じことをやっている私には、毎日のようにこうした瞬間にたちあえることは喜びであり、大きな財産でもあります。
私が感激しているところに、グサグサとダメを出していくのは、アートとはまるで縁のない母です。
ここがこうだからダメ、もっとこうしなきゃダメと、どんどん具体的な指示を平気で出します。そして父は母が納得するまで努力するのです。
恐るべき母です。
母のダメ出しは当然私にも及びます。
今日もバッハをさらっていると
午前中は「なんだそれ!」を連呼。
しかし夜には同じ曲をひいているのにもかかわらず「朝のはダメだけど、その曲はいいねえ」と言わせるまでに!
Body Tectスタジオ軽井沢
今日はコラムを連載している軽井沢ニュース10月号のための取材で、Body Tectスタジオ軽井沢の荻山悟史さんにお話を伺いました。
ここでは筋肉トレーニング、整体、ヨガ、ピラティスなどを通し、自分自身の身体への理解を深め、精神的な部分まで含め、本来持っている能力を最大限引き出すためのプログラムを提供してもらえます。
筋肉は各部分ごとにトレーニングをするだけではかえって全体のバランスは崩れてしまうのだそうです。むしろ体中の筋肉を上手につないで使うことを覚え、流れを生み出すことが大切。それが、血液の流れ、リンパの流れ、さらには気の流れまでも高める結果となります。
なるほど。そしてここから先が更にすごかった。
自分が良い状態であるということは、そのとき自分が相手にしているもの、たとえば私だったら音楽も自然と良い状態になる。そういった自分と相手の状態の連鎖に敏感になれない人は、一流にはなれない。と、まさに納得。
お話を終えて車中で一人になったとき、来たときよりも元気な気分になっていた自分に気付きました。その理由を考えて、さらに納得。
荻山さんは、お寺でもそう見れないような完璧な「平常心」を保っていらしたのです。自分の心に動きがあれば、それは善かれ悪しかれ相手の心をかき回してしまう。逆に荻山さんにとってのご自身の良い状態は平常心なのであり、それは相手にも必ず良い状態を及ぼす。
人を元気にさせる仕事とはこういうことを意味するのだと、深く理解しました。
黒あずき
うちでとれた黒あずきです。干して、殻から豆を出しました。半分に割ると、豆がひとつおきに左右にわかれるのです。不思議です。
ほとんど全部あんこやおしるこになります。
グルッポ・エマセネポーのミーティング
今日はグルッポ・エマセネポーのミーティングでした。
軽井沢周辺に住むクラシックの演奏家と、軽井沢在住のワークショップ・エンターテイナー、なおやマンとしま:アイのユニットです。
ワークショップ形式で、音楽の持つものをよりわかりやすい形で伝えてみようと画策中。
「音とは何ぞや」「音楽とは何ぞや」といった内容の非常に深いディスカッションが数時間にわたって繰り広げられる、とっても厳しいミーティング。10月13日に行うはじめての出し物が、少しずつ形になっていきます。
「前略。農家、はじめました。」
イラストレーターである父、斎藤融が、母と共同執筆で本を出しました。ゴルフダイジェスト社から「前略。農家、はじめました」というタイトルで発売されました。
農家といっても、ほんの少し自給的生活がおくれるようになった状態です。
父はイラストレーターの草分けとして、東京でいわゆるカタカナ業界の先頭を切って、流行を生み出してきました。次々と外車を乗り回し、誰よりも美しくスーツを着こなしていた父が、今は軽トラが命です。
母は登山が趣味でしたが、土を触りだしたとたん、山に行く必要がなくなってしまいました。
そんな二人が、土の中に何を見たのか。
お読みいただければうれしいです。
ヘアカタログのモデルに
今日はヘアカタログのモデル、という初めての体験をしてきました。
FIX-UP表参道の宮崎陽平さんの作品の撮影です。
宮崎さんの美容師としての在り方は、野球でいえばイチローのようです。選手として優れているのはもちろんですが、常に野球というものの更に向こう側を見据えているように感じます。そこから紡ぎだされる技術やプレーは、野球を全く知らない私でも美しさに感動します。
宮崎さんも同じです。ヘアスタイル、メイク等の表面的な仕上がりを考えるのは当たり前ですが、そこにとらわれることなく「美」そのものについて深く考え、そこから視点がぶれることがありません。そして考えだされた技術は、カットはもちろん、シャンプーに至るまで一定の理論で貫かれ、美しいの一言につきます。(もちろん、できあがりも美しいです。)
技術そのものの美しさを堪能したあとは、いざ撮影現場へ。宮崎さんは楽しげに振る舞いつつもさらに深く集中していきます。
そして終盤に近づき、セットでスタンバイしている私の髪の1本1本を入念に手直ししていると、その真剣さに、緩みがちだった現場の空気は急速に引き締まり、エディターサイドから思わず「かっこいいー!」と声が上がり始めました。
宮崎さんの深い思いが、エネルギーとなって一気に外に溢れ出た、素晴らしい一瞬でした。
室内楽
今日はムージカ・エマセネポーのメンバーで室内楽の勉強会をみっちり4時間がんばりました。
楽器は、クラリネット、フルート、ヴァイオリン、ギターです。
サン=サーンスのクラリネットのためのソナタと、モーツァルトのフルートクアルテットをやりました。
「合わせる」ということをしようとすると、まずは同時に鳴るべき音が同時に出せるかどうかにとらわれがちです。でも実際は、音楽の表現方法が同じ路線に乗っている場合、音が出ていない部分で何かを共有できたとき、「合った」という感触を得るものです。今日はそんな瞬間をたくさん作ることができ、楽しかったです。
デザイナー、島田佳幸さんを囲んで
鎌倉にアトリエを持つヌゥイの島田佳幸さんが、作品や、これから仕立てられる生地を持って軽井沢にやってきました。カラフルなフェルトを波のようにつないだもの、マレットの刺繍、ニットのレースなどなど、生地だけでもすでに作品と呼べるような、存在感たっぷりの素材たち。わくわくします。
それが島田さん独自の技法で「服」という形になったとき、その心地よい緊張感は着る人の気持ちをグッと高めてくれます。体が服を着ると同時に「心も装う」のです。
目に見えるものを使い、目に見えないものをデザインする力こそ、島田さんの凄いところです。
音のはじまり
今日は9月27日の東京でのクローズドのコンサートのプログラムをさらいました。
"魔笛の主題による変奏曲""ハンガリー幻想曲"など、クラシックギターの定番レパートリーです。こだわっているのは、音がはじまる瞬間です。「小節」というものの意味を考えながら、音のたちあがりに次々不揃いな情報をのせていきます。ちょっと気を許すと、いつのまにか同じような音の羅列になってしまいます。うまくいくと、とても立体的で動きのある形が生まれます。
今日は台風の森のざわめきがお手本です。
尊敬する先生
今日は私が大きな影響を受けた方と突然お話しできる機会に恵まれました。
学校の先生をされています。
私が音楽を使って実現したいと思っていた世界を、生徒たちとの日々の生活の中であまりにもはっきりと作ってしまう。愕然としました。そういうことは芸術という分野でしかできないことだと思っていたからです。
学校ではやるべきことが山のようにあり、とかくその表面的な結果が求められがちです。しかし先生はやることが何であれ、そのときどれだけ自分と真剣に向き合えるかを求めます。
その積み重ねが、物事の表面にとらわれず、その本質に気付くきっかけをつくります。
先生とお話しするたびに、そんな生き方から外れてはいけないと、強く思えるのです。
アナリーゼ講座
今日は中村洋子先生のアナリーゼ講座を受けに、カワイ表参道に行きました。毎回たくさんの受講生が集まりますが、その音楽を知ろうという熱気が半端ないのです。
今日の曲はバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻15番でした。自筆譜からバッハの伝えようとしたことをよみといていきます。そして帰るころには
「はやく音にしてみたい!」という気持ちがわきでてきます。
来月は29日。続く16番です。次へ次へと有機的に紡ぎ出されていく楽曲のあり方は本当に美しいです。
10弦ギター3本によるトリオ演奏会
10弦ギターを演奏する奏者は数少ないのですが、このたびその3人が集まってトリオで演奏会を開催することになりました。曲は「展覧会の絵」
私のとっては大きな挑戦です。
10弦ギターでのデュオやトリオは今回が初めて。そしてこの大曲。さらに10弦ギターの技術的な指導はもちろんのこと、音楽表現というものについて深い指導を受けた岩永善信さんとの初めての共演と、何もかもが初めてなのです。
どんな響きを生み出せるのか......限界に挑戦したいと思います。
小平真司 クラリネット・リサイタル
デュオで一緒に活動している小平真司さんが、5月8日、軽井沢大賀ホールでデビューリサイタルを行います。2009年から演奏でご一緒するほか、バッハの無伴奏組曲の演奏を一緒に勉強してきました。
楽器こそ違いますが、「他の楽器のために書かれた曲を演奏する」という立場は同じです。
一般的なサイズのクラリネットにはない音があるため、少数の人が稀にしか使用しないバセット・クラリネットを使うことになりました。モーツァルトが活躍していたころ、さらに広い音域を、しかも低い方に求めた奏者が開発した楽器だそうです。なんだか10弦ギターに似ています。
バセット・クラリネットを、その楽器のために書かれたレパートリー以外で使うことも大きな冒険ですが、チェロ組曲を、楽譜に手を加えることなく連続して演奏会で発表することも、クラリネット界初の試みです。
楽器の限界を越え、バッハの世界を真摯に追求することにより、独自の響きが生まれました。
私も、シンガーソングライターの服部政行さんと、リサイタルのプレトークでバッハについて語ります。
お楽しみに!
問い合わせ:ドマーニ・プランニング tel.090-9669-0512
軽井沢にて復興支援チャリティーイベントに出演
4月1日、ワークショップ「わくわくコンサート」でご一緒している、ワークショップ・エンターテイナー、なおやマンが中心となり、軽井沢にて復興支援チャリティーイベントを開催しました。
タイトルは『みんなに届け!げんき玉とげんきん玉』
私は、郡山で生まれ、仙台で育ったヴァイオリニスト、杉原桐子さん、クラリネットの小平真司さんとでミニコンサートをしました。そのうち3曲はエレキベース(尾尻大陽)を入れて、リベルタンゴなどをやり、盛り上がりました。
東北地方にみんなの気持ちがグッと集まった、これまで経験したことのないような暖かいイベントでした。げんき玉がしっかりとげんきん玉に変換され、募金は10万225円集まりました。
5月1日 ティータイム クラシックコンサート
ゴールデンウィークが近づいてきました。
オナーズヒル軽井沢にて演奏します。
眺めの良い、モダンな温泉もあるオナーズヒルで
音楽とスイーツをお楽しみください。
是非お出かけください。
軽井沢 八風の里便り
軽井沢ニュースに連載しているコラムの約5年分を集めて「軽井沢 八風の里便り」という本にまとめました。イラストレーターである父、斎藤融との共同作業です。
都会から移住し、自然の中での生活から感じたことを毎月1回書きためました。お楽しみください。
ホテルサイプレス軽井沢 ニューイヤーコンサート
ホテルサイプレス軽井沢でのニューイヤー・ラウンジ・コンサートです。ロイエ編モーツァルト「魔笛」など、オペラの曲を集めました。
ホテルサイプレス軽井沢 クリスマスコンサート
ホテルサイプレス軽井沢では毎日ラウンジコンサートを開催いたしております。クリスマスシーズンには、小平真司さんのクラリネット、杉原桐子さんのヴァイオリンとのトリオでこんなプログラムをお楽しみいただきます。
Triades 音と衣と食の和音
6月17日、平塚のマリー・ルイーズというレストランでのイベントです。
シェフの尾鷲幸男さん、和服地を独自のセンスで洋服に仕立てる島田佳幸さんとのコラボレーションです。お互いがインスパイアしあって、大変充実した会になりました。
レストランという環境は大抵集中するのがとても難しいものですが、この日はリハーサルを始めたとたんに深い集中に入ることができました。その場の空気が、前日からの他のメンバーによる仕込みのおかげで、すでに研ぎ澄まされていた模様。驚きました。
「気」は目に見えるものではありませんが、ときに目に見えるもの以上にはっきりと感じ取ることができます。強力な「気」の中に自分の気をのせていくなんて、コラボレーションの醍醐味ですね!
バッハ無伴奏チェロ組曲に挑戦
小さいころからバッハを演奏はしてきたものの、4月18日に、はじめてバッハばかりのプログラムでのコンサートに挑戦しました。
無伴奏チェロ組曲第1,2,3番を、オリジナル通りに、アンナ・マグダレーナの手稿譜を見ながら演奏しました。
この演奏会の依頼が来てからは、バッハがあまりにも偉大すぎ、まるで地図がないままエベレストを目指しているような心持ちでした。そんな中、音楽関係の先輩後輩はもちろん、カメラマン、レコーディングエンジニア、デザイナー、教師、武道家、農家 …… ありとあらゆる分野の、この人こそ、と思える方たちから、さまざまなヒントをもらい、手探りで少しずつ前進し、バッハを演奏するということについて考え続けました。
そして何となく自分なりの方針も固まったコンサート1週間前、ホールの下見に出かけました。
明日館の講堂は、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの助手を勤めていた遠藤新が設計したもので、国の重要文化財に指定されている建物です。1歩足を踏み入れただけで、とても温かな空気に包まれます。
そしてステージに立ち演奏を始めた瞬間、大きなショックに襲われました。
「あ、この演奏は全然ちがう!」
弾き進めていくほどに、講堂が鏡となって私に自分の演奏を見せてくれ、それが明らかに私が求めるべきものではないことが分かっていくのです。
軽井沢に戻って考えました。明日館の空間は空間そのものが「息づいていた」のに対し、私の演奏にはそういったものがなかったのでは。
いさぎよく振り出しに戻りました。ただ、今度は向かっていくべき先がとてもよくわかるようになったのです。
演奏会当日。いつもなら「今日で終わり」という感覚なのに、その日は「今日からバッハという山へいよいよ登り始めるんだ!」という思いがありました。演奏中も、自分が演奏しているという感覚よりも、講堂にお客様のエネルギーとバッハの音楽があるだけで、私はそれを客観的に傍観していただけという感じなのです。
終わってからも「やり遂げた!」という達成感や充実感がまるで起こりませんでした。その後もずっとステージでの体験と必死に向かい合い、丸1日かけてようやく受け入れることができました。そしてあのとき、あの講堂で、あの瞬間に感じた「絶対的存在」の重さをしっかりとかみしめました。
バッハはやはり凄かった。いざ登り始めようとして前を見たとき、その山はずっとずっと高く感じられるのです。
ジュニア・ギター・コンクール
6月13日に第32回ジュニア・ギター・コンクールの審査に行ってきました。
年長さんから高校3年生まで、41名の演奏を聴かせていただきました。ギターや音楽に向かう姿勢はそれぞれとても個性的で興味深かったです。
コンクールといえば「技巧の高さを見せつける場」といったイメージが強いものです。しかし今回各部門で金賞を受賞された稗田隼人さん、柴夢弥さん、金田栞奈さん、原田斗生さんはみな、技巧を見せつけようとするのではなく、最大限に生かし、音楽そのものを作り上げることに成功した方たちでした。素晴らしかったです。
入賞はされませんでしたが、片根柚子さん、降旗まり子さん、友也さん、和田碧月さんの演奏には大きな才能を感じました。
また是非演奏を聴いてみたいです。
中村洋子 無伴奏チェロ組曲第3番 日本初演
6月6日の演奏会で、中村洋子さんの無伴奏チェロ組曲第3番を演奏しました。
バッハのチェロ組曲を勉強したら、どうしてもこの作品を演奏してみたくなり、お願いしたのです。
チェロだけを想定した作品なのにもかかわらず、ここまで10弦ギターにフィットしてしまうとは!
日本の秋の森の様子が音になっています。私は別荘が所狭しと並んでいる森に住んでいますが、それでもなお、森には独特の空気があります。神がかっているというか、神秘的というか…
本当は人間がズカズカと入り込んではいけない領域だ、という雰囲気です。
そんな森がもっている目に見えない空気に耳を澄ませて音楽を作っていると、本当に楽しいのです。
コンサートが終わった後は浦和駅近くの繁華街で打ち上がりました。軽井沢と違って、若い世代の人たちがたくさんいる!ものすごい活気を感じてしまいました。商店街も、昔からあるお店と新しいお店がとてもいい感じに肩を並べていて魅力的でした。サッカー観戦ついでにまた遊びに行きたい町です。
田植え
田植えです。
うちの田んぼは不耕起なのです。だから、普通の田植えとちがって、一本植えるごとにスコップで穴をあけ、土が硬いところは少しほぐしてやってから植えていきます。
はじめて田んぼを作ったときは、しろかきをしました。その日まではそこにたくさんの動物も生きていたし、草も生えていました。当たり前のことですが、しろかきをした田んぼは、もう何も生きていなくて、何となく「死」の雰囲気が漂っている気がしました。
それで不耕起にしたのですが、自給のためにやるのだったら全く問題ありませんでした。
冷夏になるそうですが、頑張って育ってくれたらと思っています。
野外コンサート
今日は小諸の南城公園の芝生広場で、横山晴子さんのパーカッションを聴きました。北爪道夫の「SIDE BY SIDE」を、おひさまの下で芝生に転がりながら聴くなんて、とってもワクワクする体験でした!嬉しかったです。
お気に入りの泉
隣町にあるお気に入りの泉に出かけました。きれいな水とはまさにこのこと。生き物もたくさんいます。今日はヤマトヌマエビを初めてたくさんつかまえました。お店で観賞用に売っているものだとか。いよいよ春到来。やっとです。
合気道佐久道場
今日は合気道佐久道場の演武会に出かけました。私はそちらの指導者の有賀要先生の大ファンなのです。今年の出場者の目標は「途中で気が途切れることのない演武」でした。そういう目で国内外の大勢の参加者の演武を見ていると、皆さん確かにずっと気を放っていらっしゃる。しかし、一つひとつの動作ごとに気の「色」というか「種類」が変わっていき、そのつなぎ目がはっきりとわかってしまうのです。ところが有賀先生の演武は他のどなたよりも動きがスピーディーで激しいにもかかわらず、一貫した強大な気が放たれ続けるのです。非常に美しく、感動的でした。音楽でも同じことだなあ、としっかりと学ばせていただきました。
モーツァルト クラリネットコンチェルト
ホテルサイプレス軽井沢のラウンジコンサートで、モーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏しました。晩年の作品ならではの磨き抜かれた美しさは格別です。オーケストラの部分をヴァイオリンとギター二人だけでどこまで表現しきれるかが大きな課題でしたが、できあがってみると結構いける!と自負しております。
音域の広いバセット・クラリネットを普段の演奏から使用している小平真司さん。その音がクラリネットだということすら感じさせないほどの、美しく躍動感のある演奏を披露し、会場はこれまでにない興奮状態!
挑戦したかいがありました。
ヌゥイ 春夏の新作展
ヌゥイの新作を見に鎌倉にいきました。
和服地と洋服の古着との組み合わせは斬新!お互いがお互いの世界をとても気持ち良く広げてくれます。
もう一つ驚いたのは、和服地の立体的な使い方です。洋服よりもずっとしっかりした形状になるのです。
集まったお客様に実際に着たところを見ていただくため、試着させていただきました。
すると「不思議ね!着替えるたびにお顔の表情まで変わってしまいますね」との声が。
そのくらいに、どの作品も全く違った個性をもっていて、魅力的でした。
コラムが本に!
「軽井沢ニュース」という地元のフリーペーパーがあり、それに5 年間「八風(はっぷう)の里から〜軽井沢で田舎暮らし〜」というコラムを、毎月連載してきました。それがこのたび本になります。
イラストレーターである父との共同作業です。
軽井沢ニュース舎のKARUIZAWA BOOKSというシリーズから「軽井沢 八風の里から」というタイトルで、夏には出版される予定です。
武重本家酒造の酒蔵開放
毎年春分の日に、茂田井宿にある武重本家酒造の酒蔵開放があります。
今年も大盛況!子どもたちは仕込み用のお水があまりにもおいしくて、何度も飲んでいました。
「ほうせんか」という発泡酒の試作品はとてもおいしかったです!きっと商品化されることでしょう。
お雛様
全部で95個の木片を、各段ごとに丸い木のケースにパズルのように収めて、重箱式に5段重ねてしまいます。 見るだけでなくて、手に取って遊べて、娘たちも気にいっています。
小黒三郎さんという方がデザインされたものです。
「信濃の国」
今年度最後の授業参観で娘の学年が「信濃の国」を発表しました。
長野県出身の人が集まる宴会の席で歌われる歌、としか思ってなかったのですが、実はとても素敵な作品でした。
これを歌うたびに、自分の住むところを誇りに思えるなんて嬉しい!私も歌いたい!しかし歌詞が非常に長く、子どものようにすぐに覚えられないのがつらいところです。
その次に長野県に関係のある歌として「浦島太郎」が発表されました。彼が玉手箱を開けたのは長野県だったんですって!知りませんでした。
新しい車
今日から新しい車になりました。
例年になく寒く凍った軽井沢でしたが、その為に予期せぬハプニングにみまわれ、予期せぬタイミングで新車を購入することになったのでした…。
スズキのラパンです。子どもたちの学校やお稽古ごとの送り迎えをはじめ、自分の仕事や買い物など、ここでは車がなければ生活できません。
まさにウサギのように、毎日車で跳び回っているのです。
ブラジル!
軽井沢にあるブラジル料理店“カジーニャ”で、開店1周年記念パーティーがありました。
ブラジル料理は私の想像よりもずっと繊細で、やさしい味がしました。
この夏は、夫、尾尻雅弘とのギターデュオで、ブラジルのレパートリーに挑戦してみようと思っています。ショーロと呼ばれるジャンルは、ヨーロッパで流行したワルツ、ポルカなどをブラジル風に料理した音楽です。
今回素敵な会食に参加できて、また曲のイメージが新たになりました。
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当日のメニュです。
これがエンパナーダ。
お米のスープ。
ひよこ豆とヤシの新芽のサラダ
カリオカ豆。
アボガドのデザート
写真
先月撮影した写真が出来上がってきました。
Photo:前田和尚
写真の隅々まで、そのときの現場の充実した空気が満ちているのがうつりこんでいる気がします。トリミングするのがもったいない。
この日の最後に撮影した記念写真です。
前列左から、メイクの遠藤和也さん、カメラの前田和尚さん、クラリネットの小平真司さん、私、ギターの尾尻雅弘、そして今回のディレクションをお願いした島田佳幸さん。衣装コーディネイトもやってくれました。
私の着用しているコートドレスは、島田さんご自身のブランド“ヌゥイ"で、私のためにデザイン、製作されたものです。